髪を温めることで、自然なカールを作ることができるなど
幅広いスタイリングができるヘアアイロン。
でも、設定温度を間違えると髪を傷つける可能性があります。
髪質やスタイリングによって適正な温度が変わるので
この機会に確認しておきましょう!
ヘアアイロンの最適な温度設定は?
ヘアアイロンの最適な温度は髪質やスタイリングによって変わります。
200℃を超えるような高温は高確率で痛めてしまうので避けましょう。
下手をするとチリチリになってしまいます。
こうなると元にはもどりません。
高温設定は危険!
200度℃を超えるヘアアイロンは、
外国人の髪質が固い髪の毛をモデルにつくられています。
しかし、日本人は髪質が細めの髪の毛の人が多いため、
200度では髪の毛が耐え切れず、傷んでしまうことがあります。
そのため、日本人の髪質に合わせた適切な温度を設定することが重要です。
低い温度も考えもの
低い温度でしてしまうと何度も当てることになります。
こちらも髪の毛によくありませんので
セットは最適な温度を心掛けるようにしましょう!
髪質別の最適な温度
硬くて太い髪質や柔らかく細い髪質など人それぞれ違いますよね。
もちろん最適な温度も変わってきますので、
適切な温度設定をして使いましょう。
太くて硬い髪質の場合
太くて固い髪質の場合は高めの180℃くらいの温度設定で使用しましょう。
固い場合は髪の毛がしっかりしているので
低い温度ではなかなかスタイリングが決まりません。
150℃くらいの低めの温度では何度も当てることになるので
結果的に髪の毛が傷んでしまいます。
なので、しっかりした髪質の場合は180℃がおすすめです。
低めの温度で長くあてるより、高めの設定温度で短時間を
意識しておくといいですよ。
くせ毛や太い髪は180℃前後
くせ毛や髪が太い・硬いという髪質は180℃前後が適温です。
低温に設定するとストレートやカールのくせをつけづらく、
同じ場所に何度もアイロンをあてることになり髪を傷めてしまいます。
細くて柔らかい髪質の場合
柔らかくて細い髪質の場合は150℃くらいの温度で使用しましょう。
固い髪質と比べると癖が付きやすいので、高温に設定する必要はありません。
下手に高温設定では枝毛や切れ毛の原因となり傷んでしまいます。
個人差もあるので、150℃から下げていきながら
自分に適した温度設定を見つけてみましょう。
年齢を重ねていくと、太い髪質でも細くなっていきます。
前よりも髪が細くなったなと思ったら
設定温度を下げていきましょう。
湿気が多くなる雨の日や、梅雨の時期、
反対に乾燥する冬の時期など、
外部の影響でも適正温度は変わります。
ほんと難しいですよね。
髪の部分別の最適な温度
パーツによっても最適な温度は変わります。
前髪に最適な温度(150℃以下)
前髪に最適なヘアアイロンの温度は150℃以下です。
前髪はサイドや後ろ髪と違い短くボリュームも少ないですね。
そのため、癖も付きやすいので低い温度でセットしましょう。
また、やけどの危険もあります。
おでこ、眉、目と大事な部分が近いのも前髪の特徴です。
誤ってヘアアイロンが触れてしまうと大変なので
180℃のような高温は避けるようにしましょう。
根元に最適な温度(180℃以下)
髪の毛の根元は、前髪や毛先と比べて傷みにくいため、
高温でのセットが可能です。
前髪と同様に頭皮に近いので火傷には注意です。
しかし、いくら傷みにくいといっても
長時間のヘアアイロンは髪や毛をよりダメージを受けやすくするので、
温度を低めから徐々にあげていくことがおすすめです。
このようにすることで、髪や毛がダメージを受けにくくなります。
スタイリング別の適正温度
ストレートとカール(コテ)で温度が違うのはあてる時間の長さ
ストレートにする際とカールにする際では、使用する温度が異なります。
適切な温度を使用することで、より良い結果を得ることができます。
ストレートアイロンは180度
ストレートのスタイルを作る際には、少し高めの温度が最適です。
ストレートは髪を下へまっすぐおろすだけなので、
高めの温度で髪をセットすることで、
よりスムーズにスタイルを作ることができます。
また、高温でセットすることで、
髪がしっとりとした状態を保つことができるため、
スタイルを長持ちさせることができます。
カール(コテ)アイロンは150度
カールを付ける場合に最適な温度は約150度。
カールを作る際には、一定時間留めておくことが必要なため
低めの温度であてることがおすすめです。
髪をダメージから守りましょう。
また、低温であてることで柔らかい印象のカールになります。
ベストな温度の見つけ方
通常は、低い温度から120℃くらいで始めて、
必要に応じて少しずつ上げていくのが良いでしょう。
スタイルをキープできないようであれば、
温度を上げてみることもできます。
ただし、何度も巻かなければならないようであれば、
髪にダメージを与えてしまいます。
そのため、目安として一度でスタイルが決まり、
丸一日キープできる最低温度を目指すことが望ましいでしょう。
まとめ ヘアアイロンの最適温度
髪へのダメージを最小限にするためには、
ヘアアイロンを上手く使いこなすことが重要です。
そのためには、髪の毛と温度についてあらかじめ知っておくことが重要です。
髪を傷めずに、美しいスタイルを作ることができるように、
この記事を参考にして上手く使いこなしてくださいね。